たかぽんつれづれ日記

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zoom RSS 埴輪の耳

<<   作成日時 : 2011/01/26 23:16   >>

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 ネットオークションで「埴輪の耳」を買った。
「埴輪の耳」−なんだそれ?と思いながらクリックすると確かに耳である。
丸いネックレスとおぼしき装飾品をつけた耳。その形状からどうも群馬県の出土らしい。
それにしても耳だけというのもいかがなものか。
確かに威風堂々とした武人の埴輪はかっこいい。でも、どんなに傷がないように見えても、出土品という性質上、無傷ではありえない。
ならば、頭部だけでも。とおもいつつも滅多にでてくるものでもないだろう。万が一、出てきてもなかなか買えるわけでもない。値段ーもちろんそれもあるが、気に入ったものに運よく巡り会うか。という機会の問題も大きい。
 さらには、埴輪の残欠が自分の骨董蒐集分野における「ヒエラルキー」のなかでどれほどの位置を占めるかにもよる。すなわち、茶道具などの道具類を最上とするひとにとっては、単なる古い時代の土塊(つちくれ)にすぎないが、考古資料を最上とする分野においては最高峰のアイテムとなる。
私のなかでは「残欠」という分野において仏教美術についで好きなものが土器であり、土偶であり、埴輪であることを考えると、埴輪の残欠は「結構な」品モノといえよう。
また、そうしたもの、埴輪などが近年、よく古美術店のウィンドーに飾られているのを散見する機会が多かったことも、そのヒエラルキーをアップさせる理由のひとつである。
すなわち、流行がモノの価格を上げる。つまり、「ミーハー」は蒐集の原動力である。しかし、真の愛好家にとってはそうした世間の流行など泡沫(うたかた)の夢のように過ぎ去ってしまえばいいのに。などと思い、それではそれまで沈黙を守れるかといえば、否。
判っているがやめられない。高いな、と思いながら敢えて「火中の栗」を拾いたくなるから困ったものだ。千数百年の眠りから醒めた「耳」はこのような喧噪をどのように聞きながしているのだろう。コクトーの耳のように「昔」を懐かしむのだろうか。


画像

  <『埴輪の耳』  古墳時代 >

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