アクセスカウンタ

zoom RSS テーマ「骨董」のブログ記事

みんなの「骨董」ブログ

タイトル 日 時
お知らせ
都合により当分の間,「たかぽんつれづれ日記」をお休みします。 そのかわり,同様のジャンル「骨董」ほかで書いていますヤフーブログの「短冊探訪記」のほうをご笑覧いただけたら幸甚です。よろしくお願い致します。                          たかぽん 拝 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/05/30 21:06
東京骨董小旅行で拾ってきた猫たち
東京骨董小旅行で拾ってきた猫たち 先日、所用のついでに久しぶりに東京の骨董屋さんを巡った。 そこで拾った猫たち。 ...続きを見る

かわいい ブログ気持玉 8 / トラックバック 0 / コメント 0

2011/03/29 19:59
ささやかな展覧会〜『コレクション鑑賞会ー古写経』のお知らせ
 きたる3月25日〜3月27日の3日間、愛知県名古屋市のぎゃらり壺中天(こちゅうてん)で『コレクション鑑賞会ー古写経』という催しがあります。 コレクションの主、安(やす) 裕明さんは知る人ぞ知る古写経のコレクターで同画廊の常連さん。  決して華美なコレクションではないけれど、時間と根気、自分の足でコツコツとコレクションを築いたひと。  経文に書き写された『書』の美しさを愛で、またその反面、もの言わぬ紙面が物語る歴史をとことん追求し、その行間に宿る『真実』に曙光をあてるという点においては『書... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/03/19 21:37
猿と兎と
猿と兎と これもまた、もうひとつのブログ、『短冊探訪記』に「やさぐれ猿の親分」として登場した白磁の猿どの。おそらく彼にものを言わせたならば「手前、生国は尾張は瀬戸の郷、文化壬申九つの歳の生まれにて云々」なんておっしゃるのではなかろうか。文化9(1812)年云々は私の全くの想像ではあるがそんなに大差はないような気がする。一見、強面ではあるがよくよく拝見すれば人情(この場合は猿情か?)あふれた顔をしている。 次に、この兎年、本棚の奥から突如現れた一羽の兎。 波間を跳ぶ兎の姿はまさに『因幡の白兎』そのもので... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/26 23:46
埴輪の耳
埴輪の耳  ネットオークションで「埴輪の耳」を買った。 「埴輪の耳」−なんだそれ?と思いながらクリックすると確かに耳である。 丸いネックレスとおぼしき装飾品をつけた耳。その形状からどうも群馬県の出土らしい。 それにしても耳だけというのもいかがなものか。 確かに威風堂々とした武人の埴輪はかっこいい。でも、どんなに傷がないように見えても、出土品という性質上、無傷ではありえない。 ならば、頭部だけでも。とおもいつつも滅多にでてくるものでもないだろう。万が一、出てきてもなかなか買えるわけでもない。値段ー... ...続きを見る

かわいい ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2011/01/26 23:16
古代の祈り〜土馬
古代の祈り〜土馬 最近にかぎったことではないが、土器や土偶といったものになぜか心惹かれる。とはいえ、私が手にできるのはせいぜい縄文や弥生土器の小品くらいなもので土偶は昔、板状土偶の体部を買った事がある程度。大事にしていたあれはどこへいったのだろう。と惜しいばかりで、今買おうにもなかなかあるものでもない。 では、埴輪の残欠を。などと思ってみるものの、これは。というものはなかなかあるわけもなく気持ちのみが焦がれるばかりだが、実は或る骨董屋さんの店先に数年前から気になっていたものがあった。これは敢えていうなら埴輪の仲... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/23 00:42
象の行列
象の行列 先日、Aさんから『骨董動物園園長』(私)宛にメールが届いた。 「ネットオークションにこんなん出てるよ。」古い動物の小物が好きな私に教えてくれるのである。私の好みは犬、猫、猿、象などなど。可愛いものが好き。 今回、紹介してくれたのは象。 いわゆるOpium Weightというやつでキャプションは「古代ビルマ〜」とあったが実際には古代というより13世紀頃から20世紀まで使われたアヘンの秤用の錘(おもり)で9個で一セットらしい。材質は銅でおそらく16世紀くらいのものだろう。 元々の使用目的はなに... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/22 00:52
鎗の鞘(やりのさや)〜サイトウ ヤスヒコ『古道具に花』から
鎗の鞘(やりのさや)〜サイトウ ヤスヒコ『古道具に花』から 昨年の冬、手に入れた古道具。使いみちに困ると云う意味では所謂、『骨董』というべきか。 『鎗の鞘』 ー 本来、ここに納まるべき刀身はすでに失われて黒く透けた漆と内側に施された金箔が鈍く光って往時を偲ばせる。 造りは素朴かつ豪快で、少なくとも江戸時代に造られた儀礼用のものというよりは戦国の世にどこぞの名のある武将が先駆けした実用のものなのだろう。 とはいえ、或る人に見いだされるまでは単なる残欠にすぎなかった。 最近、この残欠、古道具に脚光をあてた人。ーサイトウ ヤスヒコ さんの『古道具に花』... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/09 19:18
ずっとそばに置きたいもの
ずっとそばに置きたいもの 新年早々、くだんの友人に誘われて長谷川家を訪れた私。年末年始の多忙からか最近少し心身ともに疲れ果てて自分でもどこか元気がないというか、精気に欠けることがひしひしと身にしみる。「最近、モノの購買意欲がわかなくて。」という私に、「そりゃ、変だ。病気じゃないの?」という意見と、「いやいや、それくらいが普通なんじゃないか?」という友人たちの心温まる励まし(?)にやや、元気を取り戻したのだが、やはり、どんな言葉より効果的であったのが竹次郎さんの仕事場でコレクションを拝見しながらいただく一服のお茶である。最... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/05 01:50
謹賀新年
謹賀新年 あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。                                                                                    たかぽん 拝 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/01 00:35
年の終わりに
年の終わりに 今日は大晦日。今年もはや残すところ数時間。 外は寒く、ちらほら雪が舞っている。 そうだ。今宵はこの雪にも似た志野の盃で一杯呑もう。 かくして年の瀬は更けてゆく。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/12/31 20:47
ただ尊くて〜
ただ尊くて〜 最近、体調が悪かったせいか、かなり気弱な気分になっていた私。ようやく元気になってふと気がつけばはや、世の中は年の暮れである。 人間、心身ともに弱っている時にはなにかに縋りたくなるものだ。 書斎に籠ってまわりを見渡してみれば棚の上に置かれた御正体(みしょうたい)が眼についた。先日、奈良で買ったものだ。ほかにもほしいものが沢山あったことや懐が淋しいことから、一旦は諦めたのだが、帰りの駅の切符を買って、それでも心にひっかかるものをおぼえて、もと来た道を引き返し、「どうしたんですか?」と驚く店のご主... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/12/29 13:27
月日荘 『小さな骨董市』を訪れて
月日荘 『小さな骨董市』を訪れて 先日も書いたのだが、今、名古屋市瑞穂区のギャラリー『月日荘』では『小さな骨董市』という催しが行なわれている。このギャラリーに集う方々のコレクションからちょっとした骨董市を開こうというコンセプトで数名のコレクターの眼をくぐったモノたちが列べられている。このブログにも登場した私のものも幾つか放出?したのは前述の通り。  くだんの友人やAさん、陶芸家 加藤巧さんの出したものが気になってさっそく、昨日でかけてみた。 座敷に程よい空間をもって列んだモノたち。もちろん、だれの旧蔵品かを明記しているわけで... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/12/12 18:23
月日荘の催しもの〜『日々の古道具ー小さな骨董市』
月日荘の催しもの〜『日々の古道具ー小さな骨董市』 今月10日(金)から20日(月)までの間、名古屋市瑞穂区にある昭和初期の民家を利用したギャラリー、『月日荘』にて『日々の古道具ー小さな骨董市』という催しが行なわれる。このギャラリーに集う面々による蒐集品が展示、即売されるとのこと。様々な方々のコレクションに混ざってなぜか、日頃、「玉石混淆、魑魅魍魎」と称する我が貧庫の内からもこっそり出品してしまいました。こんなことを書くと、「どうして?」とよく訊ねられますが、自分が楽しんだモノでまた、ほかの人に楽しんでもらえたらいいなあ。という感覚でしょうか。 ... ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 11 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/12/03 00:53
Aさんの虎
Aさんの虎 近況を知らせるメールがAさんから届いたのは最近のこと。私はてっきり、『わんコロ返してメール』かと内心、ドキドキしたのであるが(詳細は当ブログ『犬は息災』参照。)、実際は私が好きそうなモノを手に入れたとの報告であった。それは是非、拝見したい。とAさん家(ち)に押しかけた私。もちろん、拝借中の犬(わん)ころは我が家にお留守番させて、かわりに李朝と中国の犬、猿を連れて(?)行ったのだが。 相変わらず、別天地というにふさわしいAさんの家に一歩足を踏み入れると、さっそく拝見を願うあたり、我ながら病状(?... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/11/21 20:29
猫は語らず〜デルフトタイル
猫は語らず〜デルフトタイル くだんの骨董屋さんの棚に数枚並べられたブルーホワイトのスクエア。オランダ デルフトのタイルである。17世紀後半に造られたそれは、よく市井(しせい)に溢れるそれに較べて1世紀、百年ほど古い勘定になる。それより、そのタイルに描かれたデザイン。日向ぼっこでもしているのか、農夫らしき若者がくつろぎ、その傍らには若者に背をむけて春の陽気を楽しんでいるかのごとき2匹の猫。タイルの四方には蝶、それとも蜜蜂が配されて弛緩しがちな画面を引き締める。17世紀のオランダー東インド会社が世界の海へと乗り出し、それととも... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/10/30 01:21
奈辺の小物たち〜蜻蛉文鼻煙壺
奈辺の小物たち〜蜻蛉文鼻煙壺 鼻煙壺(びえんこ)は中国清朝〜民国時代に流行した独特な文化。嗅ぎ煙草を入れて楽しむのは、現代のストレス社会において禁煙が叫ばれるなか、愛煙家にとっての新しいライフスタイルになるのでは。などと考えてみる。まさか、そんなことはないであろうがある意味、今はやりのエコなのではないだろうか。 私が惹かれるのはその形。 掌のなかにすっぽりおさまるその大きさと様々なデザイン。 はじめてそれを買ったのは中学三年生の頃であったか。今は亡き祖母と近所の骨董屋に出かけた際に見かけた奇妙なちいさな壺。 それが鼻... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/10/26 23:06
奈辺の小物たち〜水石
奈辺の小物たち〜水石 モノを見立てるー古来、日本人はそうしたことが好きである。長年使われて浮き出た茶碗のシミを雨漏に見立てたり、というアレである。さらには盆石や水石(すいせき)など石を景色に見立てたりということもしている。私も架蔵のそうした「石」をモノに見立てて愛蔵している。狐や冨士、寝覚の床といった奇石は当人にとってが宝、他人からすれば単なる路傍の石にすぎない。とはいえ、伝来の名石などはそうそう手に入るものでなし、ちょっと気に入った石を見つけては、それを見立てるという案配なので、我が家の石たちはほとんどが布衣(ふい... ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/10/21 23:07
いぬは息災
いぬは息災 「今晩、Aさんが来るけど一緒にご飯食べませんか?」とのくだんの友人からのお誘いに「行く行く。」とふたつ返事でOKしたのは昨日の昼過ぎ。仕事を終えて友人の家へと向かった。Aさんとは今年の春、東京の「ギャラリーブリキ星」最後の日に初対面。Aさんが買おうかな。と思っていたビザンチン陶器をそうとは知らず横からかすめ取って私が買ってしまった。その後、このブログに掲載した東大寺の千体仏を見たAさんからお手紙をいただいたにも関わらず、返事を出しそびれていたところに、くだんの友人が「すごい人がいるよ。」と紹介さ... ...続きを見る

かわいい ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/10/18 02:16
一碗耽溺
一碗耽溺 『一生一碗』ーそんな言葉を聞いたのはいつのことだっただろう。一生にこの一碗さえあればよい。といえるほどの名品がほしい。という意味であろうか。もちろん、私はそんな名品を持ち合わせてはおらず、そこまでのものに巡り会ってもいない。どんな焼き物が好きかと訊ねられてもおそらく即答はできない。唐津も李朝も志野も織部もどんなものでも琴線に触れるものはなんでも好き。あえて一碗挙げるとすれば、光悦の『不二山』とでも答えるだろうが、実際に手に入れることは夢のまた夢。 それならば、敢えて身近にある器では。と想い巡ら... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2010/08/28 03:31
日常に使う道具の美
日常に使う道具の美 或る日の夕方、帰り道に面したある骨董屋さん。私の帰りが遅いためかいつも閉まっているその店が開いていた。めずらしいことがあるものだと、さっそく店に入っていくさまは、端からみたなら灯りに吸い寄せられる蛾のようなものかもしれぬ。これも骨董好きの性(さが)であろう。もともと、その店の得意分野は今から数十年も前から知られていたし、私も知っていた。学生当時、とても買えないなあ。とモノが買えない飢餓感から自然と足が遠のいたある店。久しぶりに見た(当時の)若店主は以前に較べて随分と痩せた気がした。しかし、以前よ... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/08/25 00:02
日常使いの器 
日常使いの器  最近、民芸というか古道具というか、いわゆるジャンクという分野のものでも気になって仕方がない。おとなしく古筆切や短冊、酒器などを蒐めていればいいのに。という自嘲の念に駆られながら、それでも、何でもない雑器、骨董でも現代作家のものでも美しいとか楽しいと思えるもの全てに興味をおぼえる。 今日も炎天下、初めてふらっと立ち寄った骨董、雑貨の店の片隅に静かに佇む湯呑みがひとつ。山茶碗の欠片やらいかにも古めかしく見える現代ものやら、混交玉石、魑魅魍魎といった店のケースのなかでもの静かに主張していた。肌合いは... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/08/22 20:20
思い出の壺〜
思い出の壺〜 長く骨董を蒐めているとなにやら「縁(えにし)」のようなものを感じることがある。手に入れて、手放して、それがまた巡ってくるといったような。 この壺もまさにそんなモノのひとつ。漢の緑釉の壺である。中国の鑑賞陶磁のなかでも発掘によってもたらされたものの値段は1970年代から1980年代の香港を経由したおびただしい数の国内流入によって今ではその市場価値が下落したことは周知のとおりではあるが、私がこの壺を初めて手に入れた1989年においては漸く一般のコレクターでも少し無理をすれば買えるかな。といった程度... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/06/12 14:32
奈辺の小物たち〜古代の風を感じて
奈辺の小物たち〜古代の風を感じて 夕闇に小雨が交じるなか訪れた骨董屋さんで見つけたもうひとつの気になるもの。それはガラスケースのなかにひっそりと置かれていた。「何ですか?これ。」と思わず訊ねる私に「古墳時代の・・・」とご主人は丁寧に教えてくださった。なんでも祭りの際に糸を通してぶら下げて木に吊るしたものらしく、古墳時代の副葬品なのだそうだ。「場所は群馬のあたりらしい。」との情報はコレクターにとっては至極嬉しい。あらためて手に取れば硬くひんやりとした石の質感とこの造形を造り出した古代の人々の苦労というか、集中力というか、そんなひた... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/05/23 23:06
奈辺の小物たち〜留金具
奈辺の小物たち〜留金具 ぱらつく雨のなか、地図を片手に駆け込んだ骨董屋さんの片隅に鈍く光る品々。思わず手に取って眺めればいづれも一寸(3、3センチ)にも満たない彫金の動物たち。おもわず愛しさをおぼえて「これはなんですか?」とご主人に訊ねてみる。「昔の留め金具です。財布や煙草入れなんかの。」との返事に、(ああ、あれかあ。)と頷首するあたりは我ながら若い若いと思ってはいても自ずと年が知れよう。などと思わず考えてしまいそうになる。しかしそこは気を取り直してじっと眺めるに、かたや「浪の上に兎」が。その瞬間、まさに、(ああ、あれ... ...続きを見る

かわいい ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/05/23 22:46
犬の貴婦人
犬の貴婦人 この犬は店の片隅にちょこんと座っていた。ごったがえす人とモノの雑踏を避けるかの如く、店の棚の片隅に、それでも悠然と座っていたこの犬。そのくせ、少しだけ首を傾げたその仕草とつぶらな瞳がいかにも人なつっこく愛嬌があふれていて可愛らしい。 「うん?この犬はもしかしてウチのエテ公の親類かしらん。」と架蔵の宋代の青白磁の猿の自慢げな顔が目に浮かぶ。一瞬で気に入ったが「犬猿の仲」という言葉もあるしなあ。などととりとめもない考えが頭をよぎって伸ばした手を一旦はひっこめたのだが、玉を抱えた犬が、「私を家に連れ... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/05/01 21:06
奈辺の小物たち〜明時代の瓦
奈辺の小物たち〜明時代の瓦 一瞬、(鬼瓦かな。)と思ってしげしげと眺めるに、その姿はどことなく可愛らしく、日本のものではないなあ。と裏返してみると前の所蔵者による覚え書きであろうか、「南京」との墨書がある。嗚呼、やはり。中国のものか。だとすれば、この威風ただよう姿はやはり龍であろう。その造形からおそらくは明代(みんだい)くらいのものか。と密かに推測するに店の主人もまた、「おそらく明時代くらいのものでしょう。」とこともなげである。南京は確かに古くは三国時代の呉をはじめ、東晋、六朝や南唐、明(初期)の首都であり、明代の複都であ... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/04/26 00:59
奈辺の小物たち
奈辺の小物たち 「何だろう、これ。」まるで熟(こな)れた古い鉄片か石を彷彿とさせるモノを思わず手に取ってみる。「あ、これ、陶器の箸置きですね。」という私の自問自答に、もの静かな店のご主人が「それ、常滑だとおもいますよ。」と仰る。「上京の折りには是非、行ってみたい。」と思っていたあるお店での一コマ。 肌寒い春の穀雨をBGMとした店の中はなにやら暗闇の中にほんわかと浮かび上がる明かりが暖かく、まさに映画のワンシーンのようである。 それはさておき、手に取ったそれは、確かに瓦のような質感で、瓦の名産地として知られる... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/04/25 02:59
ある星の終焉
ある星の終焉  2010年3月31日、すなわち今日は特別な日である。昨年の夏、友人との骨董探訪旅行で偶然、或る人から教えて頂いたギャラリー、その名も『ギャラリーブリキ星』が本日をもって閉店してしまうのである。もちろん、お店を知ってからわずか1年と半年。およそ9年にわたるギャラリーの歴史においては私などはほんの新参者でしかなく、お店にもわずか4回ほどしか行ったことがないのだが、ここでは絶えず新しい発見があった。石剣の破片から弥生土器、はたまた17世紀の石のビー玉など、もの静かな主人のモノを見る眼が生きた商品を「... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2010/03/31 20:58
文章のなかに生きる想い出
文章のなかに生きる想い出  高校時代にある古本屋さんの棚に見つけた一冊の本。刊行されたのはまだ私がもの心がついたくらいの頃。当然,骨董なんて知らなかった。その本には今日でも有名な骨董文化人の面々が顔を揃える。各人が自慢の骨董を披露している。骨董と一言で言ってもその趣向はさまざまで,「あ,これいいな。」と思えるものもあれば,あまり食指の動かないものもある。今,あらためてみてもその傾向はあまり変化がないところをみると,この世界も「三つ子の魂百まで。」といったところか。この本のなかで一層,魅かれたのが細川護貞(1912〜200... ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/02/27 08:11
巡り逢わせて〜当年骨董買い初め
巡り逢わせて〜当年骨董買い初め  私が仏教美術第一号として藤原の蓮弁を購ったのは一昨年前。敬愛する詩人にして骨董収集家 安東次男の著書に啓発された話を書いた覚えがある。『蜩の亡骸』を置いて無聊を託つ夢は未だ果たしてはいないが、この蓮弁は今もわが貧庫にありて時折、出してみては独り悦に入(い)る有様。昨日、図らずもそのツレに出会う仕儀と相成った。「骨董好きにとって年初めの『初買い』というものは一年の計を図る上に重要な役割をもつ。」とは私の勝手な持論のひとつなのだが、くだんのギャラリーを訪れた私を出迎えてくれたのはいつもの温厚で物腰... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/01/17 17:37
春待ちの〜
春待ちの〜 ここに一面の硯がある。その材質は陶(すえ)で、まるで宜興紫砂(ぎこうしさ)の茶壺のようであり、彫り出された梅の枝は硯の海までせり出している。よく見ると、硯は巻子本を開いた形をしており、作者は本を開いて咲き零れる花(梅花)を眺めながら詩作するという意図をもってこれを作硯したのであろう。裏面には「道光乙酉 春」とあり、清代の道光5年、すなわち1825年に作られたことがわかる。作者名もあるのだが、なんと読んで良いのか私には判らない。ただ、後からこの硯をみた西冷印社(せいれいいんしゃ)の祟氏が「あ、これ... ...続きを見る

かわいい ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/01/11 09:22
古玉愛玩〜その16 二匹の猿猴
古玉愛玩〜その16 二匹の猿猴  今、ひとつの箱に二匹の猿猴がなかよく同座している。二匹がともに抱えているのは蕪であろうか。一匹は黄色く、もう一方は蒼い。お互いに合い向き合い似た者同士なのだが、片やフランスのノミの市、クリニャンクールで、片や翌年、上海の文物商店で買ったもの。お互いに清朝の産だそうである。クリニャンクールの黄色の猿は顔貌は一見、僧侶のようにも見えたが体はあきらかに猿である。まるで悟りを開いた神仙のようにも見えたのだが、上海の猿はあきらかに愛嬌のある猿そのもので、二匹を並べるとそれはまるで『西遊記』の孫悟空、斉天... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/01/10 18:47
古玉愛玩〜その15 玉佩  春を待つ鳥
古玉愛玩〜その15 玉佩  春を待つ鳥  「そういえば、頼まれていた箱ができあがりましたよ。」新年の挨拶もそこそこに、「何か入りましたか?」という私の問いにくだんの骨董屋のご主人はいつものごとく物静かに宣う。 「頼んであったもの?」すぐには思い当たらない私のうけ答えに「ほら、あの玉の箱ですよ。」とそこで「ああ、あれか。」と漸く思い当たった私。 そこに並べられたいくつかの箱。それは私が手に入れたものを収めた箱の数々。そのほとんどは古い「玉(ぎょく)類」である。玉(ぎょく)とはいわゆる貴石(きせき)の類いで軟玉から翡翠といった硬玉まで... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/01/10 02:14
奈辺の小物たち〜色硝子香油瓶
奈辺の小物たち〜色硝子香油瓶  今年もはや数日。ブログを書き始めてはや8ヶ月。こうしてモノへの文字通りつれづれなるままに書き連ねていると時には思いがけない出会いに巡り逢うこともある。東京のあるギャラリーでの偶然の出会いや、モノに燗する情報など、知り得なかった多くの事柄にめぐり逢えること、これがブログの楽しみでもある。  今日も、ご投稿いただいたことで初めて知った骨董屋さんへでかけてみた。家から本当に近く、よくその前を通っているはずなのに知らなかったお店。  御紹介いただいた通り、すごいお店でした。  そこで出逢った一個... ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2009/12/27 18:49
奈辺の小物たち〜高麗金銅鈴
奈辺の小物たち〜高麗金銅鈴  私が敬愛する詩人にして骨董収集家の安東次男はかつて雑誌のコラムに大きな金銅鈴を掲げてその想いを綴っていた。その文章の影響を受けたためか私も鈴はなんとなく好きなアイテムのひとつである。また、ときおり忘れた頃にふと訪れたくなるあるアンティークショップのご主人も相当の「鈴」好きとみえて古今東西、さまざまな鈴が店内にさりげなく置かれていたりして私の骨董の欲心をほどよく満たしてくれる。そこでモノを買う時にいつも自問自答することは「このモノの魔法は永遠か?」ということである。いささか話がそれるようだが、私... ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2009/12/23 19:24
酒器のコレクション〜その44 伝 旦入 黒楽ぐい呑み
酒器のコレクション〜その44 伝 旦入 黒楽ぐい呑み  骨董の世にありそうであまりないもの。そのひとつが楽(らく)のぐい呑みではなかろうか。そもそも昔はその造る数も厳格に決められたという伝承のある楽代々の作品でぐい呑みは茶碗と同じくらい手間のかかるものらしい。だからその真贋もまた極めて難しい。それでも本来は共箱であるはずの楽がその箱を失えば、その真贋を見極めるのは素人にはさらに難しいとしかいいようがない。その手だては器の高台に捺された「楽」の印と釉調、器自身の出来に拠るしかない。しかし、架蔵のおなじ旦入(10代:1795〜1854)の赤楽ぐい呑みの... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2009/12/20 23:42
ボクの骨董動物園〜宋胡碌の象
ボクの骨董動物園〜宋胡碌の象  時折、人に訊かれることのひとつに、「あなたがモノを蒐める基準はなんですか。」というものがある。古筆や短冊、酒器をはじめ、骨董とは呼べないような、いわゆるジャンクといわれるものまで、指摘されるまでもなく、私のコレクションは一見、雑多でとりとめのないもののようにみえる(らしい。)実際、玉石混淆、魑魅魍魎。私のコレクションはいわゆるひとつの「カオス」である。   しかし、当然のことながらその蒐集には基準があって、@自分がほしいと思うものA楽しいと思えるものB使いたいとおもうものC美しいとおもえるも... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2009/12/02 21:39
奈辺の小物たち〜鉄の釘
奈辺の小物たち〜鉄の釘  どうみても『和釘』のように思えるのだけれど。これがこの釘を見た時の第一印象である。ただし、いわゆる和釘にくらべてやや扁平である点と、その長さが短いことが違う気もする。 「17世紀、オランダの釘。」これが答えだそうである。そういえば、日本のものに較べて少し赤みがかっている。 どこに使ったものだろう。木の扉に鋲として打ち付けたか?いや、やはりタガネではないだろうか?しかし、そんな小さなタガネ、何に使う? 次々に色々は発想が頭の中を駆け巡る。 結局、「まあ、いいか。鉄の金味(かなあじ)もいい... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2009/11/23 02:26
奈辺の小物たち〜鉄の鍵
奈辺の小物たち〜鉄の鍵  まるで絵に描いたようなかたちの鍵である。今の子供たちはいざ知らず、ある程度の年代の大人に「鍵の絵を書いてみて。」と言えば、大概の方がこんな感じの絵を書くにちがいない。しかもかなり大きな鍵である、どこの鍵だろう。この何の装飾もないところから宮殿や宝物庫の鍵ということはないだろう。納屋かもう少し大きな倉庫、それとも牢獄の鍵だったりして。  それにしてもシンプルな造りである。鍵の棒状の部分などはその継ぎ目がまるでロール状のビスケットのような印象さえ受ける。しかしそのボディは古い鉄がほどよく錆びてな... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2009/11/23 01:39
奈辺の小物たち〜ペタンク事始め
奈辺の小物たち〜ペタンク事始め  ここまでくると自分でもどうかしている。などと考えてしまう。 「いやいや、そもそも球体というものは角(かど)が無く、そのために見る人の精神的安定をうながすので・・・」そんな学説を聞いた覚えはなく、これは私の持論であって普遍的なものではない。  例のごとく、「何ですか?これ。」と訊ねる私に店のご主人も実に辛抱強くおつきあいいただいたものだと後になって思うのだが、まあ、少しワインなどきこしめしていたことだし。などと内心、赤面の至りではある。  「これは『ペタンク』という球技に用いられた球です。... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2009/11/23 01:12
奈辺の小物たち〜石のビー玉
奈辺の小物たち〜石のビー玉  訪れたあるギャラリーでの企画展。振る舞われたワインを片手に片隅の小さな箱の中を覗き込む。そこに佇む小さな数々の玉。 「これ、なんですか?」と訊ねる私に「オランダのビー玉です。17世紀の・・・。」と言われ、(へえ〜。ビー玉かあ。)と思わず手に取ってみる。 丸く、なめらかな球体。一見、それはまるでアルミ玉の塊のようにも見えた。 「材質はなんですか?」とさらに訊ねる私。 「石です。」とご主人がもの静かに宣う。 石のビー玉。確かに良く見るとほのかに宿るマーブルの輝き。  幼い日に祖母に買っ... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2009/11/23 00:42
奈辺の小物たち〜マーストリヒトの夢のあと
奈辺の小物たち〜マーストリヒトの夢のあと  私の愛読書のうちの一冊に直木賞作家の佐藤賢一さんの著書『ダルタニャンの生涯―史実の『三銃士』―』という本がある。ダルタニャンといえば、フランスの文豪 アレクサンドル=デュマの名作、『三銃士』の主人公でこの物語もまた我が少年の頃の愛読書であったのだが、この著作は、当然のごとく物語に登場する架空の人物と思われていた主人公の実在とその実像にせまる名著である。ダルタニュンは史実のうえでもやはり銃士隊隊長であり伯爵となって最後はリール総督にまで栄進している。  ところで、今なぜそのようなことをつらつら... ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

2009/11/22 22:45
上海古董哀歓記〜戦国時代 銅盤
上海古董哀歓記〜戦国時代 銅盤  実は先日、中国上海へ行ってきた。もちろん、目的は「なにかないかな。」という骨董(中国では「古董」というらしい。)巡りなのだが、「中国で骨董を買おうなんてむざむざ騙されに行くようなものさ。」という諸兄の声が聞こえるようである。事実、(今回も行ってみて思ったのであるが)9割がたはその通りで、街中で(なにか掘り出してやろう。)なんて夢のまた夢である。有名な古玩通りを歩いても文革の頃のものはまだしも清朝末期のものでも頗るあやしい。それでも(せめて清朝末期頃のもので気に入ったものが手に入ったらいいなあ。... ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2009/10/08 00:35
ただ持ちたくて〜わが奈辺の小品 色絵 柿右衛門 皿
ただ持ちたくて〜わが奈辺の小品 色絵 柿右衛門 皿 いまさら言うまでもないが私は骨董好きである。時代を経た風合いは、新しいものにはない「良さ」がある。しかし、実は結構こだわりがあって単に古いだけでは満足できない。綺麗なもの、可愛らしいものが特に好ましい。そんななかで好きなもののひとつに柿右衛門の色絵磁器がある。鹿が跳ね廻る可愛さは一入(ひとしお)である。また花紋の六角盃はいつか手に入れたい一品。 しかしながらいわゆる「貧数寄(びんすき)」の私には今はとてもではないが高嶺の花。そんななかでふと見つけたのがこの皿。一輪咲く花は撫子(なでしこ)であろ... ...続きを見る

かわいい ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2009/06/17 23:36
はじめまして。
はじめまして。 たかぽんと申します。歴史と骨董(とくにお公家さんの短冊?や古筆切、酒器、仏教美術)が好きな変人(変なひと)ですがよろしくお願いします。今日はすでに少し酔っています。 今日はこんなので呑んでいます。山盃です。時代は室町くらい。産地はこの間、尊敬する陶芸家 内田鋼一さんから教えていただいたのですがすでに酔っぱらっていたので覚えていません、、、。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

2009/05/04 00:18

トップへ | みんなの「骨董」ブログ

たかぽんつれづれ日記 骨董のテーマ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる